中原駅前歯科新聞 2020年3/1号 手洗いとうがい

  • 手洗いとうがい現在、新型コロナウイルスの影響で、マスクがどこへ行っても手に入らず、マスク不足で困っている人も多いでしょう。
    そんな中、私たち一人ひとりができることは、やはり「手洗いとうがい」です。

    そんなの常識、当たり前!と思う方も、基本的なことだからこそ、ぜひこの機会にもう一度確認してみましょう。

  • まずは『感染症』をおさらい

    私たちがウイルスや細菌などの病原体に感染してしまうのは、以下の3つの要件が成立したときと言われています。
    *感染源(ウイルス・細菌などの病原体)*感染経路(接触・飛沫・空気)*感受性宿主(その病原体に免疫のないヒト)
    病原体が体に侵入しても、症状が現れる場合と現れない場合があります。
    感染症にかかるかどうかは、感染源となる病原体の感染力と、宿主であるヒトの抵抗力とのバランスによって決まります。

  • どうして手洗いが必要なの?
    病原体であるウィルスや細菌は、健康な皮膚に付着しただけでは体内に侵入しません。
    感染症のおもな感染経路のひとつである『接触感染』は、病原体のついた手すり等に触りそのまま口元を触ったり、目をこすったりすることで粘膜に入り込んで感染します。

    正しい手洗いを徹底することで、自分が感染しないためだけでなく、感染経路を広げないことにもつながります。

    アルコール消毒

    ※アルコール(エタノール)消毒は効果がある?
    アルコールが病原体の細胞膜を壊し、活動できなくする効果があります。
    ただ、付ければ良いわけではなく、正しい使い方でより効果を発揮します。

    手洗いの仕方

  • どうしてうがいが必要なの?

    咳やくしゃみによって病原体の混じった唾液が舞い、それを吸い込んだりすることによって感染するのが『飛沫感染』ですが、病原体は粘膜についてから20分~3時間経ってから体内の細胞に入り込むと言われています。

    口の中に入った病原体が増殖する前に洗い流すことによって感染を防ぐ効果が見込まれます。
    また、ホコリ等が喉の粘膜を傷つけ、病原体が入りやすくなってしまうのを防ぐのにもうがいは有効です。

    うがいの仕方

    ※うがい薬は効果がある?
    実は、感染症の予防には、うがい薬の効果ははっきり分かっていません。
    殺菌消毒用、鎮痛消炎用、等の種類がありますので、利用する場合は用途を確認して選びましょう。